インテリア

コンパクトな間取りのリビングを快適に!

海外のインテリア、素敵ですよね。広々とした空間にたっぷりとしたソファや大きなダイニングテーブル。大きめの観葉植物など。高い天井に、大きな窓!!
しかしながら、我が国日本のお家はコンパクトなタイプが多いのが現状です。
だからといって、ゆったり暮らすことをあきらめるのはもったいない!
今日は、「コンパクトな間取り」をゆったりとした生活空間にするおすすめインテリアをご紹介いたします。

ソファセットとダイニングセットは本当に必要でしょうか?

「リビングにソファセット、ダイニングにはダイニングセットを置くのが当たり前じゃない」と考えがちです。
けれどもコンパクトな間取りのお部屋に、本当に必要でしょうか?
空間設計で一番大切なことは、立派な家具であふれて動きにくいことではなく、それぞれの暮らし方にあった「動線」をしっかり確保し、日々快適に生活にできる事です。
コンパクトな間取りを有効に活用し、さらに素敵な住まいにする3つのポイントをお伝えいたします。

ソファタイプのダイニングセットを取り入れる!

前述したように、家具が増えると空間の余裕はなくなってしまいます。
それならば、いっそのことソファセットとダイニングセットを兼用にしてしまうのがお勧めです。
家具が少なくなる=空間が広くなる。さらに、お手入れが楽になるので「キレイ」の状態をたもちやすくなりますし、また埃が溜まりがちな家具周りの掃除も楽になります。
補足ですが、例えばソファセットに30万円の予算、ダイニングセットに30万の予算を想定されていた場合、兼用家具にすることで購入価格もおさえられます。また、諦めていたワンクラス上の家具を取り入れることだって可能になります。
また、ソファを壁面側に置くと圧迫感が軽減され、お部屋を開放的に感じさせることもできます。
いくつかソファダイニングのイメージをご紹介します。

ダイニング用のソファは座面が40〜43cm程度のものをお選びください。日本人の体格むけのテーブルは高さ70〜72cmが主流となっています。テーブルの天面とソファの座面のバランスがくずれてしまうと、食事をするときに体に負担がかかってしまうのでご注意ください。

ダイニングソファでくつろいでTVをご覧になる場合の、TVボードはミドルタイプのものがおすすめです。
ダイニングの高さから、見やすいことはもちろん、家具としての自然にお部屋になじむ存在感にあわせ、収納も確保できる魅力もあります。

コンパクトな円形ダイニングテーブルを取り入れる!

意外にも小さな面積でおさまる、「円形テーブル」。とてもコンパクトな間取りにとてもおすすめです。
円形テーブル=ダイニングセットでスペースを抑えることで、リビングのソファをゆったり置くスペースが現れてきます。ダイニングテーブルは食事をする事を主にする方、また少人数で暮らされている方には特におすすめです。
サイズの目安は4人用で直径90cmのものが、コンパクトなものを選ばれる場合はおすすめです。
ちなみに、円形ダイニングテーブルを大きくでゆったりと使いたい場合は4人用で直径100〜110cmとなります。

長方形のダイニングテーブルよりも、必要面積が狭くてすむのが魅力です。また、円形テーブルの場合はその周りを周遊できるので動線にもすぐれ配膳等も楽にこなせます。

1人用のソファを取り入れる!

ソファというと、2人〜3人用のものが主流となります。
3人用のもので幅がおおよそ2m程度になります。
2m幅の大きなソファもよいのですが、ひとりでゆったりとくるとげる「1Pソファ」もおすすめです。
まず、一直線に面積を取らなくても、適した場所にソファを置く事でゆったりとした動線が確保されます。
1人用ソファ✖️1台、1人用ソファ✖️2台。生活のスタイルに合わせてお選びください。また、床には柔らかめのラグを敷いてみてください。コンパクトなソファ以外の家具を置かないことで、たっぷりと確保できた床面でゆっくりくつろげます。さらにお部屋はとっても開放的になります。

日本人は、靴をぬいで家にあがります。そして、日本には昔ながら畳という文化もあります。床でくつろぐことに抵抗がある方は少ないと思います。
自由な姿勢でごろごろとくつろぐ事ができる、床面を活用するスタイルは家族の会話もはずみおすすめの空間です。

Point

1.ソファタイプのダイニングセットを取り入れる!
2. コンパクトな円形ダイニングテーブルを取り入れる!
3. 1人用のソファを取り入れる!

この3つのポイントを抑えることで、コンパクトな間取りのお家でも広々さらに暮らしやすくなりますので、ぜひお試しください。

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