麻と香織と…

「布ナプキンまたは麻たわしワークショップ」6/10 イベントレポート

「麻と香織と…(株式会社AUWA)」の 麻の手仕事ワークショップが長野市で開催されました!
今回のイベントは、AUWAの 高橋可桜吏さんと、長野市に住む まるやまひとみさんの偶然の出会いから開催の運びとなりました!

\良いことを伝えつなぐ輪/
主催者:まるやまひとみさん

まるやまさんは、長野市で食育を中心に活動されている女性です。
『良いことはみんなに知ってもらいたいし広げたい』との想いを持ち長野市の仲間と共に自主的に学びの場や体験の場を作っています。

まるやまさんは、長野県安曇野のエシカル商品を扱うお店を訪れた際、そこにいた高橋可桜吏さんと友人の会話に釘付けになりました。(エシカル=環境、社会、人に対して思いやる気持ちを持つこと)

「布ナプキンって一日に何回交換するんですか?」
「一日一回くらいじゃないかなぁ、トイレに行ったときに経血が流れ落ちるし。あまり変える必要ないんだ。」

まるやまさんは、これまで食育を中心に精力的に活動されてきていましたが「衣・食・住」でいうところの『衣』には、あまり注目していなかったそうです。けれど、この高橋さんたちの会話を耳にしてはっと息をのみました。
『衣』ってすごく大事じゃない!?


Q.布ナプキンって何が良いの?

安曇野のショップでの出会いから、ご自身も布ナプキン生活をスタートされたまるやまさん。
これまでは、その存在は知っていても自分とは関りのない話の様な気がして、距離を縮めることはなかったそうです。
しかし、麻の布ナプキン生活をはじめてみると!一気に様々な「気づき」を得られたと感激。


✨まるやまさんの麻の布ナプキン生活レポート

はじめてすぐは、布ナプキンを使うことにやっぱり抵抗が。
ちょうどお仕事がお休みの日に生理が重なり、おそるおそる布ナプキン生活をスタート
スタート後3ケ月は、よい具合に生理の日がお休みの日と重なり、自宅で不安ながらも布ナプキンで過ごす。
4ケ月目、仕事が休めない日に生理が来た。それもかなり多い💦
こまった・・・。
市販の多い日用の紙ナプキンをつけて出社。(※紙ナプキンの主原料は、有機合成による高分子化合物からできた繊維。 主に石油などから合成された素材です)

あれ!?体が冷たい。冷えてしまい何度もトイレへ行くことに。
「紙のナプキンに戻したからだ・・・」
この数か月で体が麻の心地よさを覚え自然な状態を取り戻し温かくなってきてくれていたこと、異物(紙ナプキン)に拒否反応を示して冷えを感じていること、に気づき驚愕。

職場の友人にその驚きを伝え、そしてより多くの人に「布ナプキン」を広めたいと、意を決しました!!


広げる布ナプキンの輪

今回のワークショップでは、布ナプキン麻たわしのどちらかを選んで製作。
チクチクと縫い進めていきます。

もちろん大事なのは「自分のペースで」。
「こうしなきゃいけない」ではなく、「こうしたい」で取り組むことがポイントです。
AUWAの人気イベント「のんびり夢子育て」でも大事にしていることです。


参加者の感想

ワークショップを行いながらお話会も開催しました。

ご参加いただいた方々の感想はこちら↓
・布ナプキン使っています。小学生の子どもも当たり前に布ナプキンを使っています!
・長野市でも、麻の布ナプキンを購入できるお店があると嬉しいです。
・生理じゃない日も、ショーツの中につけています。体が温かくなってきた感じがしています。
・使い心地とってもよいです!

左から、麻たわし講師の酒井温子さん。AUWA高橋可桜吏さん。まるやまひとみさん。布ナプキン講師の上條喜和子さん。


次回も乞うご期待の、麻のワークショップ♪

「良いものを多くの人に伝えたい」というまるやまさんの想いと活動。共に、輪を大きく広げて行きたいです!
多くの女性の行動力やネットワークの素晴らしさを実感させていただいたイベントでした!みなさまありがとうございました😊


麻のたわしづくり

これだけで、食器の汚れが落ちてしまいます!
必要以上に合成洗剤を使わなくても過ごせる、自然環境にとっても優しい取り組みです。

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