インテリア

お部屋にラグでアクセントと癒しを。

ラグというと、ソファの前に敷くイメージがあります。床に敷いたラグ、その上にゆったりすわりソファの座面に背中を預けて家族で団欒。家族全員が揃ったときに、全員がソファにすわらずともお互い近い距離で、会話や映画鑑賞などを楽しめます。日本の間取りでは、4人家族用に3人掛けソファ+1人掛けソファを配置するのはなかなか難しいものです。スツールをひとつおくことで、簡易的に4人が座ることももちろん可能ですが「ラグ」ならばより自由に空間を楽しめます。
もうひとつ、ラグのおすすめポイントは、その色や質感によって「部屋のイメージをかえられること」です。なんとなく、床の色の面積が多いなとおもったら、床の色と異なった色のラグをしいてみてください。お部屋全体の色の面積を調整することは、インテリアコーディネートのポイントです。
例えば、ブラックチェリーやウォールナットなど濃い茶色の床+ダークグレーやネイビーなどのソファを置いているお部屋ならば、ナチュラルなベージュやホワイト系の色のラグをしくと雰囲気がぐっと優しくなります。単色のラグももちろん素敵ですが、私はシンプル模様や柄の入ったラグをおすすめします。
メインのラグの色にプラスされる色は、お部屋のインテリアにある色。ソファがワインレッドならば、相性のよいブラウンやブラック、など。ソファが薄いブルー系ならば、ラグのメイン色は濃いめのグレーやお部屋の建具と同じ色にして、ポイント色は壁にかかる時計やキッチンのカップボード、照明のシェードの色をいれてみるなどしてみてください。色を拡散させることで、ぐっとおしゃれ感が増します!
ソファのクッションのカラーにあわせるのも素敵ですね。

こちらのラグは5色ものカラーがふくまれていますが、とってもお部屋にあわせやすいカラーがセレクトされています。高野木工さんのラグです。おすすめの1点です。高野木工さんのラグはさっぱりとした硬めの織物が多いですが、お部屋の雰囲気づくりにはすごい力を発揮してくれます!

ラグにもふわふわの毛の長いものや、さらっとした肌触りのもの。初めはごわついた感じですが使い込んでいくうちに柔らかさが出てくるもの、ペルシャ絨毯のように毛はながくなくとも肌触りが柔らかく贅沢な感触のものなど様々あります。
今回は、インテリアに相性のよいラグについてお話しさせていただきました。次回は、ラグの種類の選び方やお手入れの仕方をご案内したいと思います。

ソファとラグを楽しむインテリアスタイル

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