インテリア

どんな色がすき?

どんな色が好き?

小さい頃、大好きな歌がありました。神崎ゆう子・坂田おさむの「どんな色がすき」という歌です。
絵を描くことが好きだった幼少の私は、沢山の色が並ぶ文房具屋さんの色鉛筆コーナーが特別お気に入りな場所でした。綺麗な色を眺めていたり、試し書きの紙にそぉっと色をのせその色にドキドキしていました。

皆さんも「好きな色」「安心する色」「ときめく色」などあるのではないでしょうか?
お部屋に好きな色をいれたいですよね。
好きな色をインテリアにとりこむコツのひとつを今日はご紹介したいと思います。

① 好きな色を大胆にメインカラーに持ってくる

② 小さな面積で好きな色を全体に少しずつ配置する

好きな色をインテリアに取り込むには、上記の2つのパターンがあります。
個人的には、②をよくお客様におすすめさせてもらっています。
なぜかと言うと、好きな色の小物をみつけると手にしたくなりますよね。でも、今のインテリアには合わないから手に入れるのを我慢…。それよりも、好きな色をもっと身近に置いて日々の暮らしを楽しんでいただきたいからです。
そして、②はきれいなインテリアのコーディネートが誰にでも簡単にできるのもおすすめする大きなポイントです。

カラートーンについて

カラーの分類のひとつに「トーン」というものがあります。トーンは、「明度」と「彩度」を組み合わせてできる、色調のことを言います。
明るい色、と暗い色。鮮やかな色と濁った色。
たとえばひとくくりに「緑」といっても、こちらの図でわかるように様々な色があります。
図の右端が一番鮮やかな色。ヴィヴィッドと呼ばれます。はっきりとした明るい色合いが特徴です。
対して左上は色の明るさは高い(黒やグレーが混ざらない色)ですが、鮮やかさは低くなり柔らかな印象となります。
この図を覚える必要はないですが、必要な時にこのマップを見てみると配色がきもちよく簡単にできるようになります。

color tone map

好きな色をインテリアにとりいれる

まずは、トーンの異なる同じ色を少しずつ取ってみてください。黄色が好きな方ならこんな感じになります。

この中から気に入った色をピックアップしてみてください。4色くらいがちょうどよいかなと思います。
どの色同士も間違いなくきれいによりそってくれます!ここがとても重要なポイントです。

また、日本の多くの住宅では、床が木系で壁や天井が白やベージュなどをメインとしてつくられています。
何も家具を置いていない部屋の画像をいくつかご覧ください。

この空間は、白とベージュや茶色がほとんどの面積を占めています。そこにお好きな色を置いていきます。
別のブログでお話しさせていただいた「黄金比」を使うとより簡単に「こなれたインテリア」が作れます。

インテリア黄金比「 7 : 2.5 : 0.5 」

インテリアの色を大きく「3つ」に分類してみます。
これらの比率を「 7 : 2.5 : 0.5 」にすると、インテリアの色はすっきりとします。

① ベースカラー
フロア、壁、天井などのお部屋の大部分を占める色です。
② メインカラー
家具やカーテン、ラグマットに使う、2番目に面積の広い色です。
③ アクセントカラー
クッションや小物にあたる占める割合が最も小さい色です。

【豆知識】おしゃれに見える!インテリアの『配色』黄金比をお教えします!

詳しくは↑のブログをご参照ください!

① 好きな色を大胆にメインカラーに持ってくる

好きな色を大胆にメインカラーに持ってくる場合、ソファや家具を、その色にしてみてください。
今回参考に選んでいる「黄色」は元々ベージュや木の色と相性が良いためきれいなグラデーションとなります。
他の色、例えばピンクや赤色の場合は、アクセントカラーを無彩色のグレー系でまとめてみるときれいにおさまります。強い色の場合は、お部屋全体のアクセントカラーの割合を少し増やしてみると良いです。

少しテクニックが要りますが、次の画像のように、好きな色と相性のよい色を1 : 1.6位の割合(黄金比)で配置してもとても綺麗です。相性のよい色の組み合わせについては、また次回お話しさせて頂きたいと思います。

② 小さな面積で好きな色を全体に少しずつ配置する

好きな色を小さな面積で少しずつ配置するとこちらの画像のようなイメージになります。黄色でも同じトーンの黄色だけでなく、先にお伝えした4種類くらいのトーンの異なる黄色を持ってきても自然な感じにおさまります。
このパターンの場合「アクセントカラー」が好きな色になります。

アクセントカラーにするときにも、グレーや白や黒といった無彩色をポイントに追加し、相性のよい色をポイントに足していくとより好きな色がひきたちます。何点かのインテリア画像をあげてみたので、ぜひご参考にしてみてください。
画像をみて、そして文頭でご紹介した「カラートーンマップ(color tone map)」をみていただくと発見があると思います!
実は異なった色でも、トーンをあわせて配置するととても綺麗におさまります。トーンを揃えることで色同士が戦ってごちゃっとした印象も避けられます。
また、同じ系統の色ならばトーンが異なっていても綺麗に寄り添ってくれるのもポイントです。

やっぱり少しむずかしいかなと思われる方は、何回かご紹介している「グレー」「白」などを多めに(大きな家具で)配置してみてください。その後に足し算的に好きな色をいれていく必ずと、徐々にベストな色の配分が見えてきます!
お困りの際は、お気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。写真など添付して困っている事など記載ください!


お問い合わせはこちらから

お気軽にお問い合わせください。
折り返しご連絡をさせていただきます。
なお、数日経過しても返信のない場合、メールアドレスの登録間違いの可能性もございますので再度ご連絡いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

関連記事一覧