インテリア

ファブリックソファのお手入れどうしていますか?

布地独特の心地よい肌触りと生地のバリエーションの豊富なファブリックソファ(布製のソファ)。レザーソファよりお手入れがしやすいことと、お部屋にやわらかさをプラスしてくれることなどから人気の商品です。

よごれや傷に強いファブリック

お手入れのよさと、肌触りのよさ、品質のよさ、縫製のよさ、バリエーションの豊富さで私が好んでお客様にご提案するのは、ASAHIさんの「マーブル」というタイプの生地をつかったソファです。
実際、お客様に座っていただきます。すると、その肌触りと柔らかすぎず硬すぎずのもっちりとした座面と包み込んでくれる背面に驚かれ、自然と笑顔になる方がとても多い商品です。

Palm 3P

ベロア生地のような触り心地で、裏布に起毛したニット生地を使用することで、ふんわりとしつつ丈夫でボリュームのある生地。さらに引っ掻きキズに強く、撥水性もあり汚れにも強いのがおすすめポイント。光沢のある生地はフォルムの陰影を楽しめ、角張ったラインが強調されがちな室内にひとつ置くだけでも雰囲気がグッとよくなります。

この様に、ペット対応であったり、汚れに強い生地などの採用や開発を、多くのインテリアメーカーさんがされています。ぜひ、実際にショールームでそれぞれのソファの座り心地だけでなく、様々な生地の特徴やイメージにも注目してお試し頂き、お気に入りのソファを見つけていただければと常に思っています。

外して洗えるカバーリングタイプ

また、最近豊富なのは、カバーリングタイプのソファです。
それぞれのカバーが外せ汚れたら洗う事ができるのが人気の理由です。男の子が2人いる我が家でもカバーリングタイプのソファを使っています。「汚さないで!」としかり続けるよりも、汚してしまった部分を子どもと一緒に洗って、気持ちよく大事に使っています。

LEO 3P + 1P + ottoman

こちらも、カバーリングタイプのソファです。高野木工さんの人気の商品です。しっかりとした座面なので、沈み込みすぎ、布地もしっかりとしていて、さらにカバーリングタイプには見えないデザインの良さが人気の商品です。座面が大きめなのでゆったりとくつろげ、ローバック(背面が低め)なので圧迫感がない商品です。

ファブリックソファの基本のお手入れ

お手持ちのソファがファブリックタイプの場合、みなさんはどんなお手入れをされていますか?
レザーより繊細なメンテナンスは不要ですが、長く美しく使い続けるためのお手入れコツをご紹介します。

布生地はホコリ等が付きやすいため、日頃のお手入れは、掃除機、または柔らかいブラシなどを使います。
基本は、掃除機でやさしくホコリやごみなどを吸い取ってあげてください。
掃除機が入りにくい箇所は、やわらかい長い毛のブラシを使って優しくホコリやゴミを掃き出してあげてください。

大切なのは、汚れは長時間放っておくと取れにくくなるため、早めの対応がおすすめです。

カバーリングタイプのソファの場合、ソファカバーのお洗濯が可能です。けれど、ご自宅の洗濯機などで洗濯した場合、カバーの脱色、色移り、縮み、よじれ、縫い目の裂け等が起こる恐れがあるため、ドライクリーニングに出していただくのが一番オススメです。
生地によっては、ご家庭でお洗濯が可能なものもあります。ソファカバーの内側についている洗濯表示タグをご確認してみてください。

ジュースやコーヒーなどをこぼしてしまった時のお手入れ

ソファに、ジュースやコーヒーなどをこぼしてしまった時!慌てずに、すぐに汚れを取り除く作業をしてみてください。
まずは、中性洗剤をぬるま湯で薄め、そこに柔らかい布を浸し軽く絞ります。その布で、汚れが着いてしまった箇所の外側から円を描くように中心に向かって、表面を叩くように汚れを落としてください。その後は洗剤の入っていないぬるま湯に浸した布で、洗剤液をふき取り自然乾燥させてください。汚れた箇所をこするように落とそうとすると、汚れが広がる恐れがありますので、ご注意ください。
生地が厚めで丈夫なものの場合は、赤ちゃん用の柔らかい歯ブラシでふんわりと汚れを浮かしたあとに、上記の作業をしていただくとサッときれいになります。

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