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デザイン「月のカレンダー」

長野県の松本で『ひとによりよい暮らしの提案』をされている株式会社AUWAさんから、月のカレンダーのデザインの依頼をいただきました。
いま、私たちが日常に使っている暦は『太陽歴』です。
ご依頼をいただいたのは、『太陰歴』のカレンダー。AUWAさんのワークショップ用です。
さて、このふたつの『暦』の違い、ご存知でしょうか。

・太陽暦は地球が太陽を1周する時間を基準にしている暦のこと
・太陰暦は月の満ち欠けを基準にしている暦のこと

名前は知っているけど漠然とは知っているけど歴史もその持つ意味もわからない、、、。
お恥ずかしながら、私はそうでした。

『月のカレンダー』=『太陰暦』
月の満ち欠けから、自分の体とこころの状態を知ることもできるそうです。
バイオリズムを知ることにより、よりよい暮らしのリズムを自分でコントロールできます。
AUWAの代表で友人である、高橋さんが『月と子宮』『月の満ち欠けと女性ホルモン』のことを教えてくれました。


太古の時代から女性のからだには月のサイクルが強く影響していると言われています。

生理の周期は平均して28日。月の満ち欠けの1サイクルは約29.5日です。
月の満ち欠けと生理の周期は、本来はほぼ同じバイオリズムを刻んでいるといわれています。生理を「月のもの」「月経」と呼ぶことにも、月の満ち欠けとの深いつながりを感じられます。

あわただしく日々を過ごさざるを得ない生活。生理周期が乱れている方も多くいらっしゃると思います。
原因はいくつも考えられますが、特に多いのはホルモンバランスの乱れだと言われます。
生理を起こす2種類の女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の分泌バランスが乱れることで起こります。
バランスが崩れてしまう原因は、以下が多くあてはまると考えらえます。
・ストレス
・睡眠不足
・急激なダイエット
・激しいスポーツ
・卵巣や脳の病気


新月』

体の状態
不要なものを排泄しようという働きが高まる時。体内の浄化や解毒(デトックス)に取り組むのに適しています。
こころの状態
今までの活動がひとつの実りとなり、転機や始まりを迎えます。インスピレーションが冴え、決心したことが現実化しやすい時。

『満ちていく月

体の状態
エネルギーを蓄える時期。食べ過ぎには要注意ですが、不足している栄養素がよく吸収される時でもあります。
こころの状態
気力が充実し、何事もがんばれる時期。仕事もプライベートも充実してきます。

満月』

体の状態
吸収する力が最大限に強まります。太りやすい時期なので暴飲暴食には注意。肌も水分や栄養をグングン吸収するので上質な栄養を取るのに最適。
こころの状態
自分の中の秘められた力を発揮できると言われています。新月から取り組んできたことが形になりやすい時。但し、一方で衝動的な行動をとりやすくなる時期でもあるので、大事な決断は、『新月』まで待つほうがより良いです。

『欠けていく月

体の状態
浄化作用が高まっていくといわれる時期。岩盤欲や半身浴を行い、デトックスを促してみましょう。
こころの状態
不要なものを手放し、沈静していく時期です。部屋を掃除し、ためこんだ情報の整理をして、頑張りすぎず、新しい変化を迎える準備をしましょう。

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