【お手入れ】レザーのお手入れ、どうしていますか?
お部屋にあるだけでしっとりとした高級感、重厚感を演出してくれる、レザー(本革)。レザーをたっぷりと使ったソファーは、年代を問わず、多くの方に愛されているインテリアのひとつです。
リピーターの方は、「レザー」のご指定で、商品を探しにいらっしゃいます。ソファの張り替えは、新品ソファ一台と同じくらいの価格がかかってしまい、お買い替えの方が多いのが現状です。もう少し安価に、質を落とさずレザーの張り替えができればもっと良いのにと思う私です。話が、少しそれました。
今までレザーのインテリアを使ってきたことがない場合、「レザー(本革)」憧れるけれども「お手入れが大変そうだし」との理由で諦める方も多いです。レザーもファブリックもそれぞれに良さがありますので、「お手入れ」だけで、もし気に入ったインテリアをあきらめるのは、とってももったいないことなので今回は、「レザーのお手入れ」についてご紹介させていただきます。本当に気に入ってどうしても手に入れたい家具に出会えることは素晴らしいことだと思います!
本革は、しっかりとした手触りや、高級感がある光沢が特長です。また、長く使い込むことで味わいが出てくるのも魅力です。愛着が湧いてくるので、丁寧に長く愛せ
るアイテムが欲しい方にや、年月とともに見せる変化を楽しめる方に、特におすすめです。
日々のお手入れ
月1〜2回は本格的なお手入れ
劣化への対応
日々のお手入れ
それでは、まずは「日々のお手入れ」について、ご紹介してまいります。
本革の日々のお手入れはとっても簡単です♪
毎日の暮らしの習慣のなかに、本革インテリアの「日々のお手入れ」を足してみてください。観葉植物にお水をあげる時に、床掃除の前になど。毎日のすこしのお手入れが、本革を美しく保ちます。
日々のお手入れは乾拭きでOK
本革ソファの日々のお手入れは、何か特別なことをする必要はありません。
基本的には「乾拭き」で十分です!
乾拭きをすることで、本革の表面に付着したほこりや汚れと一緒に、その中に含まれている水分を拭き取れます。
本革の天敵ともいえる水分を取り除けるので、生地を綺麗に保ったり、シミやカビを防いだりすることが可能です。
乾拭きで使用するもの・拭き方
乾拭きをするときは、柔らかいコットン100%の布を使用します。
ごわごわした布やタオルを使ってしまうと、表面に傷をつけてしまう恐れがありますので、使用は控えてください。
また、拭き方にも注意が必要です。
強くこすってしまうと、表面が摩擦で傷んでしまったり、汚れが革の中に入り込んでしまったりするので、優しくなでるように拭きましょう。表面を傷めずにお手入れできます。
月1〜2回は本格的なお手入れ
本革の美しさを保ち、さらにきれいな経年変化を楽しむために、月1〜2回は本格的なメンテナンスがおすすめです。
用意するもの
① 掃除機
② 柔らかい布
③ あったら、レザー専用のブラシ(毛足の長いやわらかいものがおすすめ。例えば上質な馬毛を100%のブラシは均一に埃を取り払うのに適しており、やさしいブラッシングで皮に美しいツヤを出すこともできます。)
以上です!
ホコリやチリを掃除
日々のメンテナンスではいきなり乾拭きをしていましたが、月1〜2回のメンテナンスでは、まずホコリやチリを除去します。ホコリと水気が皮には大敵です!
ホコリは、さっと掃除機で楽々にきれいにできます。もし、柔らかめのブラシ付のアタッチメントがあればつけてください。あまり力をいれすぎず優しく掃除機をかけてあげてください。
ブラシ付のアタッチメントがない場合は、毛が柔らかいブラシを使ってホコリやチリを掻き出して一箇所に集め掃除機で吸い取るのがおすすめです。少し手間ですが、手間をかけることでお手入れしている満足感もあり、さらにレザーソファへの愛着も湧くはず。
あとは、背もたれや座面だけでなく、隙間なども掃除してください。やさしく、ホコリやチリを残さず。
月1〜2回のお手入れも意外と簡単です♪
1年に2〜3回の丁寧なメンテナンス
革は、油分を失うとヒビ割れ(角質化)が生じやすくなります。
年に2〜3回は一度は革専用クリーナーで汚れを落とし、油分を補うプロテクトクリームを塗り込むお手入れをおすすめします。
お手入れ方法
- やわらかい布などでほこりを取り除きます。(毎日のお手入れに同じです)
- 専用レザークリーナーで蓄積した汚れを拭き取り乾くまで待ちます。
- 専用のプロテクトクリームを塗ります。
- 全体を優しく乾拭きします。
レザーは、「皮脂」や「水分」、「食べかすや飲み物をこぼした際の汚れ」、「直射日光やクーラーから出る風の直撃」を苦手とします。これらに注意して丁寧に、お手入れしてあげることで、ひび割れや色の変色などから守ることができます。
お気に入りのカゴに、レザーソファお手入れグッズを入れてお部屋に置いても、ちょっとしたアクセントになり素敵です。蓋つきのカゴでなくても、お気に入りの布をカゴの上にふんわりとかければおしゃれアイテムに