インテリア

どうして、より良いオフィス環境が必要とされるのでしょうか?

これまでの日本の企業は「オフィス家具で囲まれ一辺倒な事務所空間」が当たり前でした。オフィスにいれる家具=専門メーカーのオフィスデスク、オフィスチェア、ロッカー、収納棚。
実は私が長い事勤めていたオフィスも、無機質で紙に溢れた空間でした。
テレビや雑誌などでも「おしゃれなオフィス」を目にすることがあると思います。おしゃれで快適なオフィスに仕上げるのは、そんなに難しいことではありません。
一番大切なのは、その事務所で勤める方が「働きやすい環境」であることです。そこは、一般の自宅空間と同じですね。

1 業務効率向上のため

気持ちよくお仕事をしましょう!=パフォーマンスアップ!!

室温や湿度、スペース、物音などが業務に適していない、またはこれらがよく管理されていないために業務に集中できないようなオフィス環境では、従業員は本来発揮できるパフォーマンスができずストレスを感じている可能性があります。ストレスは業務効率の低下、心身の不調による休職や退職などを引き起こす恐れがあります。

2 従業員のモチベーション向上のため

コミュニケーション=孤立しない

従業員同士のコミュニケーションがとりやすいオフィスであれば、新しいアイデアが生まれやすくなります。また、開放感があり清潔なオフィスであれば、仕事へのやる気が向上します。
それぞれ従業員が集中し、作業を行うパーソナルスペースの整備も、もちろん重要ですが、他の従業員同士、ほかの部所もまたがっての人々のコミュニケーションを持てる空間、くつろぎをもてる空間を作ることも結果的に企業の価値を創出するための場所として、機能します。

3 フレキシビリティの確保により変化に強くするため

変化に迅速に対応でき、常に最適化を図れる

不確実性の高いビジネス環境においては、変化に迅速に対応でき、常に最適化を図れるオフィス環境が理想的といえます。

空間デザインによるソリューションやコワーキングスペースは、事業規模の変動への対応生産性を高めるレイアウト、多様な働き方の実現など、変化に強いオフィス環境整備に役立つでしょう。

4 企業イメージの向上

企業イメージの向上=顧客や社員に魅力を与えつづける

オフィスの雰囲気が良い職場は、来客者や取引先、求職者にとってもイメージが良いものです。

一人ひとりの働きやすさを重視し、創造的な空間で仕事ができる環境を整えている企業は、「先進的」「自由で快適」「クリエイティブ力が高い」といったポジティブなイメージを持たれる傾向があります。オフィス環境整備は、企業イメージの向上にもつながります。

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